日本人の清潔がアブナイ!
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日本人の清潔がアブナイ!
（小学館文庫）
小学館, 2003.7
- タイトル読み
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ニホンジン ノ セイケツ ガ アブナイ
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注記
2000年刊の増補
内容説明・目次
内容説明
新型肺炎ＳＡＲＳの蔓延に、世界はそして日本はパニック状態。二十世紀初頭のスペイン風邪と比較されている。しかし、感染免疫学の専門家は首をひねる。新型肺炎の病原体コロナウイルスは、どちらかといえばひよわなウイルスである。こんなウイルスに負けるほど「ヒト」という種は弱体化してしまったのだろうか。ここで思いあたるのは、昨今の「超精潔志向」だ。昔は共生していた寄生虫を駆除し、誰でももっている共生菌や匂い、ダニ、彼らはみんな人間を守ってくれていたのに。弱体化した日本人の危機を救ういくつかの道を提示する。
目次
- 序章 新型肺炎・サーズ（ＳＡＲＳ）騒動を考える
- 第１章 過糞症に悩んだ日本人
- 第２章 うんちができない子どもたち
- 第３章 自分を消したい「平成無臭人」
- 第４章 ツルツルボーイとサラサラガール
- 第５章 孤独と疎外に悩む子育て中の専業主婦
- 第６章 体が危ない子どもたち
- 第７章 家畜人間に未来はあるか
「BOOKデータベース」 より
