Bibliographic Information

ヨーロッパ大陸の哲学

サイモン・クリッチリー [著] ; 佐藤透訳

(1冊でわかる)

岩波書店, 2004.6

Other Title

Continental philosophy : a very short introduction

1冊でわかるヨーロッパ大陸の哲学

Title Transcription

ヨーロッパ タイリク ノ テツガク

Available at  / 331 libraries

Note

解説: 野家啓一

原本の出版年: 2001

参考文献: 巻末p1-4

読書案内: 巻末p5-7

日本の読者のために: 巻末p7-9

Description and Table of Contents

Description

現代の哲学は現象学系の大陸哲学と英米系の分析哲学に乖離してしまい、「哲学」とひとくちに言えない状況です。本書は英語圏で大陸哲学を講じる著者が、カント以後の大陸哲学の足跡をたどり、批判・実践・解放やニヒリズムといったいくつかの鍵概念を手掛りにその特徴を描き出します。また、哲学が「知恵を愛すること」という本来の意味に立ち返るためにはどうしたらよいのかを模索し、科学主義でも非明晰主義でもない、第三の道を提唱します。

Table of Contents

  • 1 知識と知恵のギャップ
  • 2 大陸哲学の起源—カントからドイツ観念論への道のり
  • 3 眼鏡とものを見る目—哲学のうちの二つの文化
  • 4 哲学は世界を変えられるか—批判と実践と解放と
  • 5 何をなすべきか—ニヒリズムへの応え方
  • 6 誤解のケーススタディ—ハイデガーとカルナップ
  • 7 科学主義と非明晰主義—哲学の伝統的苦境を回避すること
  • 8 「敢えて賢者たれ」—理論の徹底研究と哲学の将来性

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Details

  • NCID
    BA67339451
  • ISBN
    • 4000268724
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    eng
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    xiv, 183, 9p
  • Size
    19cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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