「うつ」への復讐 : 絶望から六年目の復活
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「うつ」への復讐 : 絶望から六年目の復活
(カッパ・ブックス)
光文社, 2004.3
- タイトル読み
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ウツ エノ フクシュウ : ゼツボウ カラ ロクネンメ ノ フッカツ
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内容説明・目次
内容説明
不眠とアルコール依存、ついには酒で睡眠剤を流しこむようになった著者を襲った、重度のうつ病。その想像を絶する悲惨な状態は、第二章「暗黒の日々」に詳しい。雨戸を閉めた真っ暗な部屋で終日ベッドに横たわり、まばたきをなくした瞳を天井に向け、顔は表情を失い、言葉は出ない。かつての「高島忠夫」からは思いもよらない姿こそ、まぎれもなく、うつの現実であった。また著者はこの本で、母親の死を知らされずにいた経緯と家族の苦悩を、初めて公表している。これもまた過酷な、うつの現実と言えよう。「うつと闘っている人や家族のためにも」と、五年余の闘病生活を克明に、ありのままに記した勇気と努力に、心から感謝したい。
目次
- 第1章 悪夢の始まり(がんノイローゼ;暴飲暴食、糖尿病 ほか)
- 第2章 暗黒の日々(診断;変わり果てた姿 ほか)
- 第3章 かく生きてきた(幼稚園「退園」事件;高校「ジャズ」中退 ほか)
- 第4章 絶望から希望へ(めぐる季節;あきらめ ほか)
「BOOKデータベース」 より