書誌事項

カラマーゾフの兄弟

ドストエフスキー [著] ; 原卓也訳

(新潮文庫, 2383-2385, ト-1-9, ト-1-10, ト-1-11)

新潮社, 2004.1

改版

  • 上巻
  • 中巻
  • 下巻

タイトル別名

Братья Карамазовы

タイトル読み

カラマーゾフ ノ キョウダイ

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内容説明・目次

巻冊次

上巻 ISBN 9784102010105

内容説明

物欲の権化のような父フョードル・カラマーゾフの血を、それぞれ相異なりながらも色濃く引いた三人の兄弟。放蕩無頼な情熱漢ドミートリイ、冷徹な知性人イワン、敬虔な修道者で物語の主人公であるアリョーシャ。そして、フョードルの私生児と噂されるスメルジャコフ。これらの人物の交錯が作り出す愛憎の地獄図絵の中に、神と人間という根本問題を据え置いた世界文学屈指の名作。
巻冊次

中巻 ISBN 9784102010112

内容説明

19世紀中期、価値観の変動が激しく、無神論が横行する混乱期のロシア社会の中で、アリョーシャの精神的支柱となっていたゾシマ長老が死去する。その直後、遺産相続と、共通の愛人グルーシェニカをめぐる父フョードルと長兄ドミートリイとの醜悪な争いのうちに、謎のフョードル殺害事件が発生し、ドミートリイは、父親殺しの嫌疑で尋問され、容疑者として連行される。
巻冊次

下巻 ISBN 9784102010129

内容説明

父親殺しの嫌疑をかけられたドミートリイの裁判がはじまる。公判の進展をつうじて、ロシア社会の現実が明らかにされてゆくとともに、イワンの暗躍と、私生児スメルジャコフの登場によって、事件は意外な方向に発展し、緊迫のうちに結末を迎える。ドストエフスキーの没する直前まで書き続けられた本書は、有名な「大審問官」の章をはじめ、著者の世界観を集大成した巨編である。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA67493269
  • ISBN
    • 9784102010105
    • 9784102010112
    • 9784102010129
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    rus
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    3冊
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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