書誌事項

看護記録とクリニカルパス

坂田三允, 萱間真美本巻責任編集

(精神看護エクスペール / 坂田三允総編集 ; 萱間真美 [ほか] 編集, 2)

中山書店, 2004.5

タイトル読み

カンゴ キロク ト クリニカル パス

内容説明・目次

内容説明

本書では、看護記録とクリニカルパスを取り上げた。これらは、看護ケアの質を保障するためになくてはならないわれわれのツール(道具)である。ケアの技を人に伝えられるということは、看護師として後輩の教育にあたるという意味だけではない。患者やその家族に対して、看護の内容を明らかにし、それに同意を得ること、そしてそれらのケアが十分に受けられなかったと感じたときには、疑問を投げかけても構わないことを伝えることも含む。それはわれわれとしてここまでの水準はどのような病院でも、スタッフでも提供するのだという決意を形にしたものであり、精神看護の今日の水準を責任をもって示すことになるであろう。それが、受けられる最小限のケアを保障するということである。

目次

  • 第1章 看護記録に必要な要素(看護の記録類は誰のものか;証拠としての看護記録 ほか)
  • 第2章 看護記録の開示(看護にとって記録の開示とは)
  • 第3章 看護記録のスタイルと導入例(POS;フォーカスチャーティング ほか)
  • 第4章 クリニカルパスの役割(医療システムの変化とパス;記録の電子化とパス ほか)
  • 第5章 クリニカルパスの導入例(急性期対応病棟におけるパスの展開;慢性期病棟におけるパスの導入 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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