遠国散る恋華
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遠国散る恋華
(コバルト文庫, . 姫神さまに願いを||ヒメガミサマ ニ ネガイ オ)
集英社, 2002.12-2003.1
- 前編
- 後編
- タイトル読み
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トオクニ チル レンゲ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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前編 ISBN 9784086001922
内容説明
時は戦国、永禄三年。カイの身の内で奇怪な現象が起こっていた。まず一睡のうちに初夏から秋に季節が変わっていた。躯の節々がミシミシと軋む。心当たりが一つあった。眠る前、カイは神の前で未来を誓ったテンと夫婦の契りを無理矢理交わした。勇気を振り絞ってその顛末を確かめると、テンはカイが九十九日の間眠っていたこと、そして摩多羅と自分にまつわる『血の謎』について語り始めた。
- 巻冊次
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後編 ISBN 9784086002080
内容説明
雪の夜、決別の言葉を告げ、テンは消えた。常人の身に戻ったカイは長尾景虎の下で想いを馳せる。平将門、安倍保名と星神摩多羅との奇し縁。そして自らにまつわる血筋の謎。一方、テンは甲斐国の楼閣に、親皇将門の地気と史跡を穢す男によって幽閉されていた。姫神を己が伴侶に迎えるため、摩多羅さえ呪詛する、その男の名は、武田信玄。すべては戦国乱世を治めんとする彼の野望であった。
「BOOKデータベース」 より