祖父・小金井良精の記
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書誌事項
祖父・小金井良精の記
(河出文庫)
河出書房新社, 2004.6
- 上
- 下
- タイトル別名
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祖父小金井良精の記
- タイトル読み
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ソフ コガネイ ヨシキヨ ノ キ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784309407142
内容説明
小金井良精は安政五年(一八五八)、越後長岡藩士として生まれた。戊辰戦争を指揮して新政府軍に敗れた河井継之助や、「米百俵」で名を馳せる小林虎三郎とは姻戚関係にあった。会津への敗走行を経験して維新を迎え、東大医学部の前身に入学、ドイツ留学など、苦学力行して解剖学の草創期を築いた。森鴎外の妹との結婚、アイヌの人骨研究など、前半生を描く。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784309407159
内容説明
小金井良精の解剖学の関心は、人類学、考古学の方へも及び、退官後も先住民族、古事記の研究などに尽力し、晩年まで大学に通った。さまざまな出会いも広がり、娘婿星一、考古学者大山柏、政府の黒幕杉山茂丸、そして名もない市井の人々との交情を大切に、戦争へと向かう明治・大正・昭和の歴史を、時代に翻弄されずに誠実に生きた。著者畢生の大河小説。
「BOOKデータベース」 より