北樺太石油コンセッション1925-1944
著者
書誌事項
北樺太石油コンセッション1925-1944
北海道大学図書刊行会, 2004.6
- タイトル別名
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Kita-Karafuto(Northern Sakhalin) oil concession 1925-1944
- タイトル読み
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キタカラフト セキユ コンセッション 1925-1944
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注記
出版年: 2004.6.13第1刷発行(限定100部), 2004.7.25第1刷発行のものもあり(出版社確認)
引用・文献: p403-413
内容説明・目次
内容説明
本書は、北樺太石油コンセッションに焦点をあてて、石油部門への外資導入に関するソ連の政策と実践、それに対する日本の対応と取り組みを総合的に考察する。日本とソ連の文書館の未公刊史料を駆使して、両方の史料から北樺太石油コンセッションがどのような経緯で誕生し、実際の会社経営がどのように営まれ、どのようにして解消せざるを得なかったのかをケーススタディーとして総合的に分析。ロシア側の史料の柱となるのはロシア国家経済文書館所蔵の史料で近年機密解除された省別文書、サハリン州国家文書館所蔵の北樺太石油コンセッション文書であり、日本側の史料のそれは外務省外交史料館所蔵の未公刊北樺太石油利権関連史料。
目次
- 1910年代末〜20年代のコンセッション
- ソ連の石油部門におけるコンセッション
- 1920年代半ばまでの北樺太における石油調査
- 北樺太石油コンセッション獲得交渉
- 日本の北樺太の石油への関心
- 北樺太石油会社の事業展開
- 1000平方ヴェルスタの試掘作業
- 北樺太石油会社の雇用・労働問題
- トラスト・サハリンネフチによる石油開発
- トラスト・サハリンネフチによる石油供給
- ソ連当局による北樺太石油会社への圧迫
- 北樺太石油コンセッションの終焉
「BOOKデータベース」 より