子ども文化にみる綴方と作文 : 昭和をふりかえるもうひとつの歴史
著者
書誌事項
子ども文化にみる綴方と作文 : 昭和をふりかえるもうひとつの歴史
KTC中央出版, 2004.5
- タイトル読み
-
コドモ ブンカ ニ ミル ツズリカタ ト サクブン : ショウワ オ フリカエル モウ ヒトツ ノ レキシ
大学図書館所蔵 全65件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
本書は明治期の『少年世界』と大正期の『赤い鳥』を起点に、戦後を中心に昭和二十年代から昭和三十年代まえの、作文・綴方教育の歴史について論及した。特に、重点を置いたのは、戦後の児童雑誌と少年少女雑誌の綴方・作文教育についてである。そこでは制度としての教育の場を離れて、子どもたちは実に生き生きと文章を書き、実に多くの教師たちが指導にあたっていた。それらの内実を、私なりに分析したのが本書なのである。その意味で本書は、これまでまったく論じられなかった作文・綴方教育史である。
目次
- 『少年世界』の綴方—投稿にみる明治期の少年雑誌
- 『赤い鳥』の綴方教育—その“文芸的写生文”による綴方のこと
- 昭和初期の非常時と雑誌『綴方学習児童』—『綴方生活』等の創刊と共に戦時下を歩む
- 戦時下の綴方と坪田譲治—『銃後綴方集 父は戦に』のこと
- 戦時下の綴方と坪田譲治・続—『綴方子供風土記』と『綴方 家のほまれ』、そして戦後へ
- 『季刊作文教育』の位相—昭和二十年代の作文教育について
- 児童雑誌『赤とんぼ』と山本映佑—『綴方集 風の子』とその周辺について
- 民主主義と子どもの文章—『原爆の子』と『基地の子』のこと
- 新聞社の綴方教育—戦後の読売新聞社綴方コンクールのこと
- 雑誌『少年少女』の作文教育—柳内達雄と今井誉次郎のこと
- 『少年少女』と『野上の鉄ちゃん』—森田郷子と江口江一とのことなど
- 生活文と小学館のつづり方コンクール—昭和三十年代の作文教育について
- 作文の会と児童文学—先生が書いた童話集をめぐって
- 大衆児童文学雑誌の投稿欄—戦後の『少年クラブ』『少女クラブ』の短文と韻文などのこと
「BOOKデータベース」 より