新型・殺人感染症 : SARSも鳥インフルエンザもほんの始まりにすぎない
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書誌事項
新型・殺人感染症 : SARSも鳥インフルエンザもほんの始まりにすぎない
日本放送出版協会, 2004.6
- タイトル別名
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The new killer diseases
新型殺人感染症 : SARSも鳥インフルエンザもほんの始まりにすぎない
- タイトル読み
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シンガタ サツジン カンセンショウ : SARS モ トリ インフルエンザ モ ホンノ ハジマリ ニ スギナイ
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注記
監修: 根路銘国昭
内容説明・目次
内容説明
近年新しく脅威となった感染症には、いままでの抗生物質やワクチンでは歯が立たない。なぜなら、ウイルスや細菌が突如として進化のスピードを速める、ほかの病原菌から遺伝子を取り込むなどして、かつてなかった病原体が生まれているためだ。また、アフリカのウエストナイル熱がニューヨークを襲う、炭疽菌事件が起こって生物テロの恐怖がひろがるなど、フィクションの世界がいまや現実のものとなっている。人類は病原体との闘いにおいて、これまでで最大の危機に瀕しているといってもよい。本書は、このような新興感染症にかかった人々の闘いを描くことで、感染爆発の危険と実態を明らかにし、対応策の必要を訴える。
目次
- 序 SARS—最新の殺し屋
- 第1章 ジーニー・ブラウンのケース—劇症型A群連鎖球菌
- 第2章 バイオテロ—生物兵器の脅威
- 第3章 海を渡ってくる病原体—未熟な警戒システム
- 第4章 BSEと慢性消耗病—未知の恐怖・プリオン
- 第5章 凶暴化した大腸菌O‐157—加速する細菌進化
- 第6章 耐性菌—抗生物質と病院が危ない
- 第7章 インフルエンザ大流行の予感—急速に変異するウイルス
- 第8章 結核の再来—「撃退しては忘れる」のくり返し
- 第9章 体内の時限爆弾—慢性病「C型肝炎、ヘルペス、エイズ」
- 第10章 私たちは何をすべきか
「BOOKデータベース」 より