創作玩具 : 玩具と文化と教育を考える
著者
書誌事項
創作玩具 : 玩具と文化と教育を考える
日本文教出版, 2003.12
- タイトル別名
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Creation toys
- タイトル読み
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ソウサク ガング : ガング ト ブンカ ト キョウイク オ カンガエル
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内容説明・目次
内容説明
本書は、収集してきた玩具の分析をしながら、全章を通して“玩具と文化と教育の関わり”について述べています。研究編と制作編に分けてあります。前半は「手と造形」「遊びと玩具」について論述してあります。後半には教育と玩具をテーマにして、玩具の視点から見た幼稚園や学校教育の歴史について、明治9(1876)年に我が国最初の幼稚園創設から現在に至る127年間の歴史の中で、玩具が題材としてどう発展してきたのかを概括的に解説しています。さらに、制作編としては中盤に現在国内外で活躍している玩具作家3人と図工の教師が創作玩具のつくり方を紹介しています。続いて、筆者が勤務している東京造形大学の研究生やゼミ生による玩具のつくり方や研究活動等についても併せて紹介しています。
目次
- 序章 手と造形(人間性回復とものづくり;暮らしを遊ぶクリエイティブ・ライフの提案)
- 第2章 遊びと玩具(人と遊び;玩具とは)
- 第3章 世界の玩具(玩具の収集をめぐって;現代の世界の玩具;世界の木製玩具ギャラリー(春日明夫のマイ・コレクションより))
- 第4章 創作玩具のつくり方(現代日本の玩具作家たちの世界;創作玩具の展開例)
- 第5章 工作・工芸教育と教材としての玩具(教育玩具の変遷;創作玩具に関するものづくり教育の変遷;近代デザイン運動と玩具;造形美術教育における創作玩具の意義と可能性;レトロな木製玩具図面)
「BOOKデータベース」 より