ヒトラー第二の書 : 自身が刊行を禁じた「続・わが闘争」
著者
書誌事項
ヒトラー第二の書 : 自身が刊行を禁じた「続・わが闘争」
成甲書房, 2004.6
- タイトル別名
-
Hitler's secret book
Hitlers zweites Buch
Hitler's secret book : the unpublished sequel to Mein Kamph
ヒトラー第二の書 : 自身が刊行を禁じた続わが闘争
- タイトル読み
-
ヒトラー ダイニ ノ ショ : ジシン ガ カンコウ オ キンジタ ゾク ワガ トウソウ
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注記
英語版からの重訳
解説: テルフォード・テイラー
内容説明・目次
内容説明
1945年4月、陥落したベルリン総統府の地下壕で押収された数百万点もの文書から、ひとりのアメリカ軍将校が厳重に封印された原稿を母国へ持ち帰った。その13年後、この極秘文書は、世界征服への青写真を記したアドルフ・ヒトラーの口述原稿であることが確認された。そして、ヒトラー自らが極秘扱いを命じたものであったことも…。ヒトラーがここまで露骨に、世界支配へ向けた自らの青写真を記した文書はほかにない。その狂気の野望を達成する手段として戦争が正当化される理由を叫び、構想実現のためには注意深く構築された同盟政策が必要であると説く。また、ロシアにドイツ国民の生活圏を獲得し、フランスを天敵とみなし、イギリスを友好国、イタリアを同盟国とするという持論を全面的に展開する。さらに驚くべきは、ホロコーストの恐怖を生み出す人種政策への狂熱的な衝動が早くも姿を見せていることだ。『わが闘争』の続編と位置づけられる本書は、世界に破壊的な影響をあたえたヒトラーの原点を示すものであり、やがて巨大化し、第二次世界大戦を引き起こすヒトラーの歪んだ信念が描かれている。
目次
- 戦争と平和
- 闘争の必要性
- 権力闘争における人種と意志
- 対外政策の諸要素
- 国家社会主義運動の戦い
- ドイツが必要とするものとその目標
- 第二帝国の政策
- 軍事力、および目標としての国境回復の欺瞞性
- 経済的解決に希望はない
- 積極的対外政策の必要性
- ドイツとロシア
- ドイツの対外政策
- ドイツの対外政策の可能性
- 同盟国としてのイギリス
- 同盟国としてのイタリア
- 結論として
「BOOKデータベース」 より