高度経済成長は復活できる
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高度経済成長は復活できる
(文春新書, 389)
文藝春秋, 2004.7
- タイトル読み
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コウド ケイザイ セイチョウ ワ フッカツ デキル
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内容説明・目次
内容説明
高度成長は石油ショックで終わったのではない。田中角栄の登場で死んでしまった。高度成長の主役は都市の製造業であったのに、都市が実現した経済成長の果実を農村に有利に再配分。公共投資を「都市」から経済効率の悪い「地方」へ傾斜配分することで、地方から都市への人口移動の激減を招き、成長率の急激な低下をもたらしたのだ。税制改悪、大店法、持ち家政策、年金、鉄道ネットワークなど、様々なキーワードを軸に独自の視点から日本経済を振り返り、古き良きあの高度成長を殺したのは誰だと告発しながらも、人を大都市圏に集めれば復活できると提言する。
目次
- 1 日本経済はどこで間違ってしまったか
- 2 誰が高度成長経済を殺したのか
- 3 実行犯は田中角栄
- 4 「弱者」をふやしたがる「黒幕」たち
- 5 「弱者」のための利権連合がつくった世界
- 6 高度成長は復活できる
「BOOKデータベース」 より