とばりを降ろせ,愛の夜よ : 20世紀ドイツ文学7人のパイオニア

書誌事項

とばりを降ろせ,愛の夜よ : 20世紀ドイツ文学7人のパイオニア

マルセル・ライヒ=ラニツキ [著] ; 丘沢静也訳

岩波書店, 2004.7

タイトル別名

Sieben Wegbereiter

とばりを降ろせ、愛の夜よ : 20世紀ドイツ文学7人のパイオニア

とばりを降ろせ愛の夜よ : 20世紀ドイツ文学7人のパイオニア

タイトル読み

トバリ オ オロセ アイ ノ ヨ ヨ : 20セイキ ドイツ ブンガク 7ニン ノ パイオニア

大学図書館所蔵 件 / 104

この図書・雑誌をさがす

注記

原著 (Deutsche Verlags-Anstalt, 2002) の抄訳

内容説明・目次

内容説明

ムージル未完の大作『特性のない男』は、『失われた時を求めて』や『ユリシーズ』にならぶ20世紀の記念碑的傑作なのか?演劇の革命家ブレヒトは、ほんとうに世界の変革を願っていたのか?現代ドイツでずばぬけた人気と影響力をもち、「文学の教皇」とも呼ばれる批評家ライヒ=ラニツキが、通説を痛快にくつがえしていく20世紀文学「恋愛」談義。ユダヤ系であるがゆえに数奇な人生をたどった著者にとって、パイオニア7人は、つねに彼の人生の同伴者でありつづけている。文学はエンターテインメント。皮肉とユーモアをきかせたライヒ=ラニツキ節が、人生の機微と文学の魅力を、しっとりと明快に語る。

目次

  • トーマス・マン(最後の恋;「おお、とばりを降ろせ、愛の夜よ」;私は終わりか?)
  • カフカ(手紙に書いたキス)
  • ブレヒト(とてつもなく高い)
  • ムージル(偉大な物語作者の破綻)
  • デーブリーン(天才の狂乱;われらがビーバーコップと彼の仔猫ちゃん)
  • シュニッツラー(残酷なこともひっそりと)
  • トゥホルスキー(われわれの仲間)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ