新選組証言録 : 『史談会速記録』が語る真実
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新選組証言録 : 『史談会速記録』が語る真実
(PHP新書, 308)
PHP研究所, 2004.7
- タイトル読み
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シンセングミ ショウゲンロク : シダンカイ ソッキロク ガ カタル シンジツ
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内容説明・目次
内容説明
「近藤は実にえらい人物でありましたが…はなはだ恐怖の姿でありました」「沖田総司、これがまあ勇の一弟子で、(剣を)をなかなかよく遣いました」—新選組を語る上で欠かせないこれらの談話は、維新まで生き残った勤王浪士や元隊士らの証言集『史談会速記録』に拠るものである。そこには、新選組に決闘を挑んだ者、近藤勇の命を奪い損ねた者、戊辰戦争に従軍した者たちの鮮烈な記憶が刻み込まれている。彼らが見た隊士の実像とは?新選組研究の第一人者が、同時代人の目線から幕末動乱の真相を読み解く。
目次
- 上洛立志篇(石坂周造—新選組誕生のきっかけを作った浪士;中村維隆—近藤勇に対する辛辣な評価;俣野時中—同郷人が語る清河八郎の暗躍 ほか)
- 分裂決闘篇(秦林親—新選組から独立した御陵衛士;秦林親—油小路の決闘から戊辰戦争へ;阿部隆明—新選組で一番強かったのは誰か ほか)
- 北征奮闘篇(坂本柳佐—兵糧方が出会った土方歳三;田島応親—横浜の病院にやってきた近藤勇;人見寧—すれ違いに終わった両雄 ほか)
「BOOKデータベース」 より