日本印章史の研究
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日本印章史の研究
雄山閣, 2004.7
- タイトル読み
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ニホン インショウシ ノ ケンキュウ
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内容説明・目次
内容説明
本書は全体10章からなる学位論文である。前編5章は「中国の印章と初期ヤマト王権の形成」について、また後編5章は「日本の印章と国家主権の変遷」について論じており、内容的には「中国の印章」と「日本の印章」の双方を考古学的・歴史学的に扱っている。
目次
- 前編 中国の印章と初期ヤマト王権の形成(中国古印の考古学—方寸の世界に歴史をよむ;「漢委奴国王」印考—金印奴国説への反論;「親魏倭王」印とその歴史的背景—女王の鬼道と征服戦争;「邸閣督」印考—『魏志倭人伝』に現われたる「邸閣」について;「倭の五王」と将軍章—東アジアの国家秩序をめぐって)
- 後編 日本の印章と国家主権の変遷(日本古代印研究—その歴史的展開と律令国家の本質;「紀伊国造印」の資料批判;「遣唐使印」考—諸家印譜および実物銅印の研究;「日本国王之印」研究—宋元以来畳篆印との比較研究;「大坂城跡」出土の円形印章について—ある吉利支丹大名の遺産)
「BOOKデータベース」 より