ふるさとは貧民窟(スラム)なりき
著者
書誌事項
ふるさとは貧民窟(スラム)なりき
(ちくま文庫, [こ-25-1])
筑摩書房, 2004.8
- タイトル読み
-
フルサト ワ スラム ナリキ
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注記
1993年6月 風媒社より刊行
内容説明・目次
内容説明
橋板の貧民窟・岩の坂で育った社会派ルポライターが綴る、壮絶で切ない、怒涛のような少年時代の思い出。木賃宿・長屋の住人。梅毒で鼻が無い“フガフガのおばさん”、正体不明のインテリ「ゴライ博士」、ヒロポン中毒のマアちゃん、初恋のパンパンガール…。強靱で、悲惨で、温かで、そして何より自由だった戦中戦後の「東京スラム」を、深い郷愁を込めて描く。
目次
- ハギワラの受難
- わが町・岩の坂
- 赤犬を食った男たち
- 記録のなかの岩の坂
- 晩年の宿場町
- 「番場の忠太郎」
- わが母の出自
- 東条のバカヤロー
- 竹馬と石福とハギワラ
- 天女の舞いおりた葬式〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より