百鬼園戦後日記
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百鬼園戦後日記
(ちくま文庫, [う-12-24] . 内田百間集成 / 内田百間著||ウチダ ヒャッケン シュウセイ ; 23)
筑摩書房, 2004.8
- タイトル読み
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ヒャッキエン センゴ ニッキ
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内容説明・目次
内容説明
昭和二十年五月の東京空襲で焼け出されたのちは、雨露から身を守る堀立小屋が百〓(けん)先生の邸宅である。日記をつけるだけがやっとの三畳一間であるうえに、炊事場もなく、野天の厠に難渋する日々。だが、興到れば琴を弾き、めじろの囀りに耳を傾け、不意の訪問客に睨みをきかせ、晩酌の工夫に余念がない。敗戦直後から昭和二十二年五月末日まで、配給で食いつなぐ焼跡の暮しぶりと東京の世相を書き綴った貴重な日記である。
「BOOKデータベース」 より