近世都市騒擾の研究 : 民衆運動史における構造と主体

書誌事項

近世都市騒擾の研究 : 民衆運動史における構造と主体

岩田浩太郎著

吉川弘文館, 2004.8

タイトル別名

近世都市騒擾 (そうじょう) の研究

タイトル読み

キンセイ トシ ソウジョウ ノ ケンキュウ : ミンシュウ ウンドウシ ニ オケル コウゾウ ト シュタイ

注記

天明7年江戸打ちこわしの展開過程関係年表: p87-88

内容説明・目次

内容説明

一揆や打ちこわしはなぜ起きたのか。押買、米改め、町人のストライキなど、都市騒擾の知られざる実態を発掘。運動に参加した人々が何を真に問題としたのかを追究し、その要因となった政策や社会経済構造を解明する。

目次

  • 第1部 都市打ちこわしの世界像(都市打ちこわしの論理構造—日本近世の都市食糧蜂起について;打ちこわしと民衆世界;打ちこわしの記録世界—天明期江戸の政治意識)
  • 第2部 構造変動と都市騒擾(都市経済の転換;都市経済と騒擾—高間伝兵衛打ちこわしの構造;米穀売買勝手令と「脇々米屋素人」;都市騒擾と幕藩構造変動)
  • 第3部 地方都市騒擾の展開(惣町一揆の論理構造—戸〆騒動の歴史的意義;戸〆騒動の諸相—越中富山・近江下坂本の事例研究;都市騒擾と食糧確保—米改め・蔵改め)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
ページトップへ