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怨讐の門

桑原水菜著

(コバルト文庫, 炎の蜃気楼||ホノオ ノ ミラージュ ; 23-28)

集英社, 1998.1-1999.5

  • 青海編
  • 赤空編
  • 白雷編
  • 黒陽編
  • 黄壤編
  • 破壤編

タイトル読み

オンシュウ ノ モン

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内容説明・目次

巻冊次

青海編 ISBN 9784086144087

内容説明

剣山で裂命星を護りきってから、高耶は赤鯨衆の新たな熱源となっていた。高耶自身、赤鯨衆を仲間として受け入れつつあるようだった。裂命星を足摺まで輸送するため、特別遊撃隊として室戸の猛者たちが高耶の配下に加わった。だが、中川は高耶を景虎の換生者ではないかと、疑いを持つのだった。一方高耶を探して祖谷に向かった直江は、山中で大きな黒い毛むくじゃらの怪物に遭遇するが…。
巻冊次

赤空編 ISBN 9784086144407

内容説明

上杉景虎が赤鯨衆に捕縛された。高耶の身柄は草間の手に預けられ、尋問が始まった。しかし尋問とは名ばかりで、草間は募りに募った怒りと憎しみを景虎にぶつけるのだった。なんとか高耶を救おうとする中川は嶺次郎にかけあうが、逆上した嶺次郎は中川の話を聞こうとしない。高耶という軍団長を失った前線には動揺が走っていた。そんな時、傷だらけの高耶の前に、兵頭隼人が姿を現すが…。
巻冊次

白雷編 ISBN 9784086144742

内容説明

赤鯨衆に戻った高耶は、傷が癒える間もなく戦闘に復帰した。鷹の巣砦の陥落を聞いた時から、高耶の心はひとつのものに向かっていたのだ。伊達の新型兵器の前に敗れた鷹の巣砦の有り様は無惨で、遊撃隊で無事が確認されたのは、十名だけ。兵頭すら安否が確認されていなかった。直江を気づかう高耶は、嶺次郎に直江の正体をあかそうとする。その時口屋内が攻め込まれたという連絡が入った。
巻冊次

黒陽編 ISBN 9784086145060

内容説明

直江が高耶に『事実』を告げる時が来た。ごまかそうとして黙っていたわけではない。これから明かそうとすることが、高耶からどれほどのものを奪うかと思うと、言いだせなかったのだ。「あなたに、魂の終わりが近づいています」容赦ないほどに、冷酷なほどに、直江は事実を語り続ける。間近に迫る魂核爆発死を告げられ、高耶は最後の決断を迫られるが…。
巻冊次

黄壤編 ISBN 9784086145381

内容説明

ミホの襲撃を退けた後、高耶と白装束の遍路は、四万十川の川岸までやって来ていた。弘法大師空海を殺したという遍路から、高耶は「山神」や「裏四国」に関する衝撃的な事実を聞いた。霊場結界が消滅すると、四国に天変地異が起こるというのだ。牛鬼たちを引き止め、結界の破壊をやめさせようとする高耶だったが、ミホの鉈に塗られていた毒が体に回りはじめ…。
巻冊次

破壤編 ISBN 9784086145817

内容説明

総攻撃の時が来た。高耶と赤鯨衆の船団は「国崩し」を擁し宇和島湾の防備の突破を図り、陸上軍も必死に宇和島を目指していた。迎え打つ宇和島城内には、復讐の鬼と化した伊達政宗と、裂命星の欠片を手にした信長の操り人形・小次郎。村上水軍も伊達の援軍として南下を開始する。高野山が送り込んだ「黒の僧兵」。霊場結界の破壊に動く「山神」たち…。ついに『怨讐の門』完結。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA68431391
  • ISBN
    • 4086144085
    • 4086144409
    • 4086144743
    • 4086145065
    • 4086145383
    • 4086145812
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    6冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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