島崎藤村とパリ・コミューン Shimazaki Tôson et la Commune de Paris

Bibliographic Information

島崎藤村とパリ・コミューン = Shimazaki Tôson et la Commune de Paris

梅本浩志著

社会評論社, 2004.8

Other Title

島崎藤村とパリコミューン

Title Transcription

シマザキ トウソン ト パリ コミューン

Available at  / 62 libraries

Note

引用・参考文献: p295-296

Description and Table of Contents

Description

島崎藤村が『夜明け前』を「中央公論」に連載を始めたのは、世界大恐慌が勃発した1929年の4月。同年5月に小林多喜二の『蟹工船』が「戦旗」に発表される。戦争とファシズムの跫音が聞こえて来た。時代状況につるはしを打ち込んだ孤絶の島崎藤村。

Table of Contents

  • 1 篤胤の宇宙(野垂れ死にできる思想;篤胤を盾として)
  • 2 幕末の輝き(歴史を透視する眼;師たる存在の重み)
  • 3 草莽たちへのレクイエム(虐殺された志;相良総三への共鳴和音)
  • 4 藤村とパリ・コミューン(藤村のブラックホール;ゾラとモーパッサン ほか)

by "BOOK database"

Details

Page Top