臨界事故隠されてきた深層 : 揺らぐ「国策」を問いなおす
著者
書誌事項
臨界事故隠されてきた深層 : 揺らぐ「国策」を問いなおす
(岩波ブックレット, No.632)
岩波書店, 2004.9
- タイトル別名
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臨界事故 : 隠されてきた深層 : 揺らぐ国策を問いなおす
- タイトル読み
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リンカイ ジコ カクサレテキタ シンソウ : ユラグ コクサク オ トイナオス
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注記
主な文献: p63
内容説明・目次
内容説明
一九九九年九月三〇日、茨城県東海村にあるジェー・シー・オー東海事業所の臨界事故。本書では「なぜ事故が起きたか」、つまり原因の考察に焦点をしぼる。最初に、事故のあらましについて現在の視点で記した。続いて、事故が日本の高速増殖炉の開発と関わっていることを論じた。また、危険な中濃縮ウランを取り扱う工程についての「安全審査」が不十分であることについても考えた。さまざまな要因による事故へと進んでしまった有様を見たあと、最後に現在の原子力の問題について触れている。
目次
- どんな事故だったのか
- 事故の背景
- 事故の芽は安全審査に
- 作業工程の変化
- 最後の一線—沈澱槽への道
「BOOKデータベース」 より