スタインウェイ戦争 : 誰が日本のピアノ音楽界をだめにしたのか
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スタインウェイ戦争 : 誰が日本のピアノ音楽界をだめにしたのか
(新書y, 117)
洋泉社, 2004.8
- タイトル読み
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スタインウェイ センソウ : ダレ ガ ニホン ノ ピアノ オンガクカイ オ ダメ ニ シタ ノカ
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内容説明・目次
内容説明
本当のピアノの音を響かせたい!それが職人たる調律師の意地であり、腕の見せどころだ!そうして始まったのが「持ち込みコンサート」だった。ところが、突然、横槍が入る。ファイトが湧いた。「芸術」を隠れ蓑にするピアノ音楽界の汚れた体質、暴利をむさぼる楽器輸入総代理店の横暴、その代理店にすり寄るピアニスト、コンサート関係者、調律師、音楽評論家、そして、音楽出版社の馴れ合い、もたれ合い。それこそが日本のピアノ音楽界をだめにした元凶である。ひとり敢然として戦いを挑んだ、ピアノに魅せられた男の物語。
目次
- プロローグ 「越後屋、頭が高い、殿の御前であるぞ、控えおろう」といいたいけれど…
- 第1章 ニューヨーク・スタインウェイとの出会い
- 第2章 秩父ミューズパークNYスタインウェイ納入事件
- 第3章 ホールへの「持ち込み」スタート
- 第4章 「ショパン事件」
- 第5章 「ロンドン事件」。スタインウェイは日本企業に買収?
- 第6章 「SABUちゃん」から「よぶちゃん」へ
- 第7章 「勝利と亡霊」公取委、松葉楽器に排除勧告命令出す
- 第8章 ホロヴィッツが恋に落ちたピアノ
- 第9章 甦れ、巨匠たちの音よ
「BOOKデータベース」 より