地図に仕える者たち
著者
書誌事項
地図に仕える者たち
DHC, 2004.9
- タイトル別名
-
Servants of the map
- タイトル読み
-
チズ ニ ツカエル モノ タチ
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収録内容
- 地図に仕える者たち
- 森
- 雨の理論
- 二本の河
- ユビキチンの謎
- 静養
内容説明・目次
内容説明
大英帝国がインドを支配下においたころ、ヒマラヤ山脈の測量に従事した男は、山の孤独のなか高地の植生に魅せられる(「地図に仕える者たち」)。知的で学識豊かだった養父は聖書世界を証明する化石を掘り当ててから、人生を狂わせた。養父への複雑な感情を抱いたまま家業を引き継いだ男は、にわかに発掘を思いたち川を下りはじめる(「二本の河」)。大飢饉に見舞われたアイルランドから新大陸に渡ってきた不屈のノラ。移住のどさくさに生き別れていた弟と再会したノラは、静かな湖畔の村で、自らの知識を役立てるすべを見出す(「静養」)。科学が未来を照らしていた時代、ある人は科学に身を捧げ、ある人は翻弄され、ある人は取り残された。その隣には、遠く離れて思う愛、失われた愛、ふたたび手にした愛があった。秘められた地図が浮かび上がる珠玉の短編集。
「BOOKデータベース」 より