国家に抗した人びと
著者
書誌事項
国家に抗した人びと
(寺子屋新書, 006)
子どもの未来社, 2004.9
- タイトル読み
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コッカ ニ コウシタ ヒトビト
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注記
引用・参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
海軍大佐でありながら、永久平和を願い軍備撤廃をめざした水野広徳。風刺精神を極限まで高めて川柳をつくり続けた鶴彬。トルストイの思想に共鳴し、兵役拒否を貫き通した翻訳家・北御門二郎。陸軍参謀本部で軍部への怒りを日記につづった作家・中井英夫。内心の自由を求め、ひたすらに思想と学問を深めていった歴史学者・家永三郎。戦時下、彼らは日本という国に、そして、そこに生きる日本人に何を求めたのか。
目次
- 第1章 反戦・反軍主義の元海軍大佐—水野広徳(反抗心と同情心;軍事的合理主義の時代 ほか)
- 第2章 反骨の川柳人—鶴彬(川柳にあらわされた風刺精神;不屈の創作意欲)
- 第3章 兵役拒否を貫いた人—北御門二郎(トルストイとキリスト教;トルストイとキリスト教の導きのもとに ほか)
- 第4章 文化を愛するがゆえの怒り—中井英夫(陸軍参謀本部で書かれた日記;文化の熾烈な擁護者として ほか)
- 第5章 内心の自由を求めて—家永三郎(国民統制のための教科書;教科書検定の内容 ほか)
「BOOKデータベース」 より