袴田事件
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袴田事件
(新風舎文庫)
新風舎, 2004.8
- タイトル読み
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ハカマダ ジケン
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内容説明・目次
内容説明
一九六六年(昭和四一年)六月三〇日未明、静岡県清水市(当時)味噌会社専務宅から出火。焼け跡から一家四人の遺体が発見され、刃物による致命傷を受けた後に焼かれたことが判明した。二ヵ月後、味噌会社従業員の元プロボクサー、袴田巌が、パジャマについていた血痕とガソリンを理由に逮捕される。不自然な証拠が波紋を呼び、事件の謎が解明されないまま、八〇年死刑判決確定。数多くの矛盾、不合理、つじつまの合わない現象が浮かび上がるこの事件の謎に、ドキュメント(記録資料)とルポルタージュ(現地取材)の両面から迫る。
目次
- 「袴田事件」と謎
- 火災発生
- 放火は故意か偶発か
- 強盗罪の成否
- 事件前夜まで
- 重要参考人
- 人格証拠
- 家庭・離婚・子供
- 逮捕、勾留
- 自白
- 供述調書
- 五万円を預けた女
- 五点の衣類
- 第一審判決
- 東京高裁の争点
- 遺体の傷
- 再審に向けて
「BOOKデータベース」 より