書誌事項

行政サービスの決定と自治体労使関係

中村圭介, 前浦穂高著

明石書店, 2004.9

タイトル読み

ギョウセイ サービス ノ ケッテイ ト ジチタイ ロウシ カンケイ

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注記

参考文献: p278-279

内容説明・目次

内容説明

著者たちが本書で描き出そうとするのは、一つの県、二つの市、一つの町における組織の再編統合、機構改革、定員変化をめぐる労使間の話し合いであり、さらに、事例によっては、行政諸施策にかかわる労使間の話し合いである。これらの課題についての労使間の話し合いは、地方自治体が提供する行政サービスの内容・質・量を、部分的にではあれ、決定する。これが、著者たちが本書で主張したいことの一つである。地方自治体の行政サービスの決定が、国会、中央省庁、地方議会、地方自治体によってなされることを知らないわけではない。これらの当事者と並んで、地方自治体の職員から構成される労働組合もまた、労使間の話し合いを通じて、行政サービスの決定に関与する場合がある。これが著者たちの主張である。

目次

  • 第1章 目的と課題
  • 第2章 事前協議制の定着と参加への歩み
  • 第3章 参加路線と充実した労使協議機構
  • 第4章 行政システムの検討と参加への胎動
  • 第5章 機構改革、採用停止と労働組合
  • 第6章 要約と合意

「BOOKデータベース」 より

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