サド侯爵あるいは城と牢獄
著者
書誌事項
サド侯爵あるいは城と牢獄
(河出文庫)
河出書房新社, 2004.10
- タイトル別名
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城と牢獄
- タイトル読み
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サド コウシャク アルイワ シロ ト ロウゴク
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注記
「城と牢獄」(青土社 1980年刊)の改題
内容説明・目次
内容説明
城とは裏返しにされた牢獄であり、牢獄とは裏返しにされた城である—著者は、日本へのサド紹介と再評価に尽力するなかで、城と牢獄が象徴する意味を極めて現代的な視点で解き明かす。サド侯爵の思想と、その思想が巻き起こす「事件」を論じた第一章のほか、第二章ではボルヘスやコクトーを、第三章では稲垣足穂、滝口修造など東西の芸術に関する論考を併載する。
目次
- 城と牢獄
- サドの論理
- サド侯爵とジャンヌ・テスタル事件
- サドとマゾッホ—種村季弘『ザッヘル・マゾッホの世界』を読む
- 精子派としてのサド
- フランス版『サド侯爵夫人』について
- 惑星の運行のように—ルノー/バロー劇団『サド侯爵夫人』を見て
- ラコスト訪問記
- ラウラの幻影
- ポルノグラフィーをめぐる断章〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より