国姓爺
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国姓爺
(徳間文庫)
徳間書店, 1989.9
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コクセンヤ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784195988763
内容説明
戦国の世も末。鄭芝留、号は飛黄、明末の福建省に生れ、18歳で九州平戸に渡る。在日十年、宮本武蔵の門人・花房権右衛門について武術を極める。海運と密貿易で南海に君臨する大船主・顔思斉の下に馳せ参じた芝竜、やがて寵臣の劉香をしのぐほどに重用されたが、思斉が毒殺され、後継は海の掟に従い、劉香との剣米の神事争いとなった…。海の無頼・海寇たちの活躍を描く海洋活劇ロマン。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784195988770
内容説明
大船主となった鄭芝竜は五人の弟を集め、明政府の下で海防と貿易に従事した。ときに、台湾を支配するオランダを後楯に掠奪をくり返す謎の海賊船団が跳梁。芝竜の弟、芝虎が討滅に向かうが、敵船上に現われた海賊の首領こそ、かつて後継争いに敗れ逃走した劉香であった。一方、芝竜は日本人妻に一子をもうけた。幼名福松、後の劉成功である。雄大なスケールで描く海洋活劇ロマン完結篇。
「BOOKデータベース」 より