国境に消える税金
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国境に消える税金
税務経理協会, 2004.10
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コッキョウ ニ キエル ゼイキン
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内容説明・目次
内容説明
財政健全化、それは主要国の共通の目標である。日本の財政危機の原因とその対策は、税制にある。原因の一つは歳入ロス、納税者から国庫へのパイプラインに穴があき、税金が消える。本書では、国際的取引のなかで合法的・非合法的に漏れ出す多額の税金の喪失に焦点を当て、そのメカニズムを解明する。租税回避行為に対する役所の連携や情報交換が未整備である日本で、濫用的租税回避を脱税として処罰する必要性を主張し、その課題への答えを探る。
目次
- 第1章 所得税制の支柱は腐食していないか
- 第2章 税法の認める租税の減免措置(政策的減免措置)による税収ロス
- 第3章 税法の基本原則を利用して海外へ逃避する税金—節税の巻
- 第4章 国民でも非居住者になって納税義務の範囲を小さくすることができるか
- 第5章 租税回避行為による税金の喪失は阻止できるか
- 第6章 脱税によって侵食される税収
- 第7章 マネーロンダリングによって腐食される税収
- 第8章 マネーロンダリングに挑戦する米国財務省・内国歳入庁の特別捜査官たち
「BOOKデータベース」 より