寂兮寥兮
著者
書誌事項
寂兮寥兮
(講談社文芸文庫, [お-B6])
講談社, 2004.10
- タイトル別名
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寂兮寥兮
- タイトル読み
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カタチモナク
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注記
底本: 1991年講談社「大庭みな子全集」(第7巻)
年譜 -- 大庭みな子: p172-184
著者目録 -- 大庭みな子: p185-189
内容説明・目次
内容説明
幼なじみの万有子と泊は、ごっこ遊びの延長の如き微妙な愛情関係にあったが、それぞれの夫と妻の裏切りの死を契機に…。ふたりを軸に三世代の織りなす人間模様は、過去と今、夢とうつつが混じり合い、愛も性もアモラルな自他の境なき幽明に帰してゆく。デビュー以来、西欧への違和を表現してきた著者が親炙する老子の思想に触発され、生と性の不可解さを前衛的手法で描いた谷崎賞受賞作。
「BOOKデータベース」 より