知の遠近法
著者
書誌事項
知の遠近法
(岩波現代文庫, 学術 ; 130)
岩波書店, 2004.10
- タイトル読み
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チ ノ エンキンホウ
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注記
底本: 第1-9, 11章は同時代ライブラリー版 (1990年6月刊), 第10章は単行本版 (1978年4月刊)
内容説明・目次
内容説明
噂と報道のメカニズム、漫画「のらくろ」や映画の記号論、スケープゴートが産みだされる構造、健康という神話性、異人と歴史の中の他者—「周縁性」の理論で知られる著者が、文化記号論の手法により、七〇年代中葉の社会現象を題材にとってそこに見られるディスクールの深層をコスモロジカルに解読し、日本文化の隠れた次元に迫った名著。
目次
- 第1章 地揺れする辺境から—チモールからの手紙
- 第2章 噂がひとを襲うとき
- 第3章 知の遠近法を学びたまえ
- 第4章 のらくろはわれらの同時代人
- 第5章 映像の世界の文化英雄たち
- 第6章 ブラウン管のなかの嬰児殺し
- 第7章 アメリカに美学記号を求めて
- 第8章 病いの宇宙誌
- 第9章 周縁性の歴史学に向かって
- 第10章 歴史人類学或いは人類学的歴史学へ—J.ル・ゴフの「歴史学と民族学の現在」をめぐって
- 第11章 「王殺し」の条件
「BOOKデータベース」 より