清客筆話
著者
書誌事項
清客筆話
原田種成, 1959
文字資料(書写資料)
- タイトル別名
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清客筆話 10巻
- タイトル読み
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シンキャク ヒツワ
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注記
写本
巻末に「昭和丗四年晩秋 借于諸橋博士寫之 呈 長澤規矩也先生 原田種成(印)」とあり
奥書に「清客筆談一冊 此書の原本は森枳園か清人楊守敬に賣書したる際の筆談交渉を相互に自ら半紙又は半切の切れ端に走書したるものを印刷局の故罫紙裏に貼付し之を七八枚乃至四五枚を一巻として十冊に綴り立之自ら各冊に題書せり此十冊中には当時の清國公使黎庶昌之自筆と思ハるゝ請待状等を挿めり 此書は最近出現したる右の原本に據り直接筆写せり只憾むらくは拙書両家の筆蹟を模する事能ハず又達筆なる字体の判讀に苦み間々其形態に似せんとして及ハず反て醜を遺せしものあり甚た慙愧に堪へず依て閲覧の際は字体に係らず前後の文脈にて判讀為されたし只此書に依て当時の情況を揣摩する事を得は聊か以て筆者の本懐とする所なり 昭和廿四年三月八日寒燈影闇眼花朦朧所筆漸了 手加装釘以呈 止軒先生 平生一片心 文助(印)」とあるものの写し
和装. 袋綴じ