マンガを解剖する
著者
書誌事項
マンガを解剖する
(ちくま新書, 506)
筑摩書房, 2004.11
- タイトル別名
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漫画解剖室
ネオ進化論
- タイトル読み
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マンガ オ カイボウ スル
大学図書館所蔵 件 / 全157件
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注記
朝日新聞社刊『論座』 (2001年9月号-2003年2月号) に連載された「漫画解剖室」および、講談社刊『本』 (1997年9月号-1998年2月号) に連載された「ネオ進化論」に加筆修正してまとめたもの
内容説明・目次
内容説明
マンガの「吹き出し」とは何だろう。マンガと絵画のちがいは?マンガに「コマ割り」があるのはなぜか。改めて考えると、マンガというメディアはすごく面白い。マンガの絵と文字の関係は日本語の漢字とかな(ルビ)の関係に似ている、マンガは脳と一体化したメディアである(だからマンガを読むと脳が鍛えられる!)、マンガの原型はルネサンス絵画にある—等々、美学と科学を貫く斬新な視点と鮮やかな手さばきで、特異なメディアであるマンガの本質を解明する。
目次
- 1 言語論(吹き出し—『誕生日』(マルク・シャガール);擬音語—『童夢』(大友克洋) ほか)
- 2 絵画論(コマ割り—『風と木の詩』(竹宮恵子);スクリーン・トーン—『Hopeless』(ロイ・リキテンシュタイン) ほか)
- 3 身体論(子供—『名探偵コナン』(青山剛昌);大人—『ドラえもん』(藤子・F・不二雄) ほか)
- 4 科学論(進化—『新世紀エヴァンゲリオン』(庵野秀明);ネオテニー『AKIRA』(大友克洋) ほか)
「BOOKデータベース」 より