デジタル維新の一番走者
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書誌事項
デジタル維新の一番走者
(小学館文庫, . メタルカラーの時代||メタル カラー ノ ジダイ ; 7)
小学館, 2004.7
- タイトル別名
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文庫版メタルカラーの時代
- タイトル読み
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デジタル イシン ノ イチバン ソウシャ
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内容説明・目次
内容説明
「お前は何をやっているのか」。フロッピー電子カメラで失敗しながらも研究開発を継続すること一〇年。カシオの末高弘之氏は液晶ディスプレイ付きデジカメ「QV‐10」を発売し空前の人気を得る。「デジタルなんてやめたほうがいい」。創業者の井深大すら否定し続けたデジタルオーディオに取り組んだ、ソニーの中島平太郎氏による世界初のデジタル録音機は、一〇〇台売って二〇〇件のクレームが来た。だが、その壮絶な技術者魂は、後に巨大市場に育つ音楽CDの誕生につながった。本書には「デジタル家電」の一番走者たちが、山根一真につい語ってしまった開発秘話がぎっしりつまっている。
目次
- 宇宙の玄関=山口に「パラボラ林立」の理由(国際電信電話)
- 地球局「静止衛星」遠隔操作の腕前(日本サテライトシステムズ)
- 100人部隊の多忙「携帯電話基地局」工事(NTTドコモ)
- マルコーニ「大西洋無線通信成功」は誤謬か(東海大学)
- 家庭に500個ある電子部品「フェライト」の製造(日立金属)
- マルチメディアの窓「液晶画面」開発の独走技術(シャープ)
- ブラウン管に必須「シャドウマスク」の極小穴作り(大日本印刷)
- カラオケ普及の主役「レーザーディスク」の開発(パイオニア/パイオニアビデオ)
- 世界を圧倒の「チップコンデンサ」製造の底力(由利工業)
- 全世界の放送局が採用「ベータカム」TVカメラ(ソニー)〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より