役者揃いの北九州メタル都市

書誌事項

役者揃いの北九州メタル都市

山根一眞著

(小学館文庫, . メタルカラーの時代||メタル カラー ノ ジダイ ; 8)

小学館, 2004.10

タイトル別名

文庫版メタルカラーの時代

タイトル読み

ヤクシャゾロイ ノ キタキュウシュウ メタル トシ

大学図書館所蔵 件 / 26

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

現場の日本人を石炭の塊で殴りつけたのは、酒飲みで女たらしのドイツ人「お雇い技術者」だった。一九〇一年、日本独自の力で「鉄」を作りたいという悲願から、福岡県八幡村に建設された官営八幡製鉄所。だがその技術力は未熟で屈辱の日々が続く。それから六〇年、八幡に始まった「鉄」は世界一の品質、生産量を実現。寒村は北九州市に発展し、四大工業地帯の一つとして工業立国ニッポンの中心となる。一〇〇年目の「メタルカラー都市」は、二十一世紀型環境産業の先進都市としても、世界の手本となった。日本の工業都市の原点で今も続く、メタルカラーたちの熱く美しい仕事を集めた感動の一冊。

目次

  • タイヤ1152本で“3500トン荷物移送”—山九
  • 神の意志を読み創造するタービン軸“巨大ハガネ”—日本鋳鍛鋼
  • 荷揚げ日数を短縮“鉄鉱石掻き出しロボット”—石川島播磨重工業(IHI)
  • “溶鉱炉の発想でゴミ溶融”に取り組む男意気—新日本製鉄
  • 産業界騒然の大発明“光触媒超親水性技術”—東陶機器(TOTO)
  • 工業の基礎中の基礎“モーター”の技術開発史—安川電機
  • 日本工業発展の秘密と“アジア貢献”への思想—北九州国際技術協力協会(KITA)
  • 公害克服で国際的環境賞を2回受賞した工業都市—北九州市長
  • これなしのITはあり得ぬ“超精密金型”の開発史—三井ハイテック
  • 金より高価“セラミック超微粒子”とやわらか肌—触媒化成工業〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ