ひととせの : 東京の声と音
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ひととせの : 東京の声と音
日本経済新聞社, 2004.10
- タイトル読み
-
ヒトトセ ノ : トウキョウ ノ コエ ト オト
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内容説明・目次
内容説明
老いが聴覚の聡さを蘇らせるのか、彼方から立ちのぼる四季折々の声と音。戦後の喧騒に塞がれた東京人の耳に、時空を往還し生の感覚を呼び覚ます。珠玉のエッセイ集。
目次
- 年は朧になり、季節ばかりが身に染みる。
- 年の瀬に、一日吹いていた風が宵の内に止んで、
- 正月の三ケ日ほどは、凧を揚げるには
- 子供たちが三、四人並んで行くと
- 大寒である。
- 今年は二月の一日が旧正月、
- 外国の小さな街の宿に泊まると、
- 私の年齢でも物心のつく頃にはラジオの音が
- 先日、夏目漱石の「虞美人草」の、映画を
- 三月の二日、明日は雛祭りになる。〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より