ひととせの : 東京の声と音

書誌事項

ひととせの : 東京の声と音

古井由吉著

日本経済新聞社, 2004.10

タイトル読み

ヒトトセ ノ : トウキョウ ノ コエ ト オト

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内容説明・目次

内容説明

老いが聴覚の聡さを蘇らせるのか、彼方から立ちのぼる四季折々の声と音。戦後の喧騒に塞がれた東京人の耳に、時空を往還し生の感覚を呼び覚ます。珠玉のエッセイ集。

目次

  • 年は朧になり、季節ばかりが身に染みる。
  • 年の瀬に、一日吹いていた風が宵の内に止んで、
  • 正月の三ケ日ほどは、凧を揚げるには
  • 子供たちが三、四人並んで行くと
  • 大寒である。
  • 今年は二月の一日が旧正月、
  • 外国の小さな街の宿に泊まると、
  • 私の年齢でも物心のつく頃にはラジオの音が
  • 先日、夏目漱石の「虞美人草」の、映画を
  • 三月の二日、明日は雛祭りになる。〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA69467306
  • ISBN
    • 4532164850
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    251p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
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