道徳の経験 : カントからの離陸
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道徳の経験 : カントからの離陸
南窓社, 2004.10
- タイトル読み
-
ドウトク ノ ケイケン : カント カラ ノ リリク
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注記
文献表: p181-186
内容説明・目次
内容説明
カントとの対比で問題を鮮明に描き出し、倫理学の新たな世紀に一歩を画す。本書では、道徳は「よい」ことの理念をかかげるものではなく、「普通のわれわれならしないこと」の反省に忠実であろうとする。いわゆる「普遍性」も、われわれの間柄の互換性として捉え直される。
目次
- 倫理の定義
- 基本の視点と課題
- 全く形式的な道徳論
- 「虚言権」論文について
- 人格は目的か
- 善と法則
- ムーアの道徳論
- 「よい」ということ
- 「正しい」ということ
- 自由と因果
- 原理と領域
- 人間性のパラドクス
- 義務と自発性
- 行為功利主義と規則功利主義
- 「アスペクト」とは
- 「アスペクト」としての道徳
- 連帯としての倫理
- 普遍性と互換性
- 倫理的行為としての会話
「BOOKデータベース」 より