私たちは、私たちの世代の歌を持てなかった。 : ある美術史家の自伝的回想
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私たちは、私たちの世代の歌を持てなかった。 : ある美術史家の自伝的回想
生活の友社, 2004.10
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ワタクシタチ ワ ワタクシタチ ノ セダイ ノ ウタ オ モテナカッタ : アル ビジュツシカ ノ ジデンテキ カイソウ
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Note
「美術の窓」(生活の友社)1998年1月号-2000年12月号に連載した「ある美術史家の自伝的回想」に加筆・修正して単行本化。
Description and Table of Contents
Description
アンティーブの展覧会での感動の記憶から始まるセンティメンタル・ジャーニー。大阪船場での幼少時代、新潟高等学校の青春時代、丸谷才一ら学友たちとの交流、西洋の誘惑、戦火の日々、師と友、そして通り過ぎた人たち、学界での嵐、山手線外廻り講師時代、戦後であって戦後ではない…様々な著者の想いが綴られた大著。
Table of Contents
- “アンティポリス”もしくは“生きる喜び”—一九四六年
- 昭和初年の大阪船場—その断片的風景
- 終戦の記憶—わが長太鼓手(タンブリネール)
- まだ私たちは歌うことができなかった
- “非常時”からの遁走
- “西洋の誘惑”—幻影ではあるが、確かな官能性を持っていた
- “外で戦争、内では音楽と絵”
- “狂乱のマルゴ”火の中を行く
- “ガブリエルの手のひら”
- 青春—砂丘のある町で〔ほか〕
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