骨の火
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骨の火
(講談社文芸文庫, [も-C1])
講談社, 2004.11
- タイトル読み
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ホネ ノ ヒ
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注記
年譜 -- 森内俊雄: p256-267
著書目録 -- 森内俊雄: p268-271
底本: 文藝春秋,1986年刊
内容説明・目次
内容説明
少年の持つ純粋さから、カトリックの入信した漆山。高校時代、級友を傷つけ、その告解の機会を透したことから、神に背き、淪落の道へと迷い込む。大学時代、寄宿先の母娘と通じ、後に二人を死へ追いやったことで、後半生、精神の病に囚われるが、影のようにまとわりつく娘の父親の存在が、漆山に終末の日を迫る。人間の深奥にある欲望と、罪の意識の克剋の劇を描破した、異色のカトリック文学。
「BOOKデータベース」 より