ロケットと深海艇の挑戦者
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ロケットと深海艇の挑戦者
(小学館文庫, . メタルカラーの時代||メタル カラー ノ ジダイ ; 6)
小学館, 2004.5
- タイトル別名
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文庫版メタルカラーの時代
- タイトル読み
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ロケット ト シンカイテイ ノ チョウセンシャ
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内容説明・目次
内容説明
働くものの分類は長らくホワイトカラーとブルーカラーのふたつだけで、技術開発に情熱を注ぐモノ作りの主役を指す言葉がなかった。そこで著者、山根一真が創案したのが「メタルカラー」である。そのメタルカラーたちに迫った実録証言集。本書では、宇宙と深海という人類未踏のふたつのフロンティアに挑む男たちが登場。やさしい言葉で綴られた証言からは、日本の大型ロケットの開発に取り組んだ者たちの情熱がいかに大きいものだったかがわかる。また「自律型無人潜水機」を世界で最初に開発したのが日本だったことに驚く。本書は、日本人の誇りを伝える歴史書でもある。
目次
- H‐2ロケットを宇宙へ射つ「指揮官」の誇り—宇宙開発事業団
- H‐2ロケット純国産「エンジン」開発の熱い道—三菱重工業
- H‐2ロケットの命「ターボポンプ」の超絶開発—石川島播磨重工業
- H‐2ロケット「先端部品」の知られざる大設計—川崎重工業
- H‐2打ち上げの名脇役「固体ロケット・ブースター」—日産自動車/石川島播磨重工業
- H‐2ロケットに搭載「慣性航法装置」の極精密—日本航空電子工業
- H‐2ロケットの成功を支えた「射台」と「燃料」—川崎重工業
- H‐2ロケットの新展開「脱・純国産」への自信—宇宙開発事業団
- 世界初の無人ランデブーを目指した「七夕の衛星」—宇宙開発事業団
- わがまま「おりひめ・ひこぼし」に奮闘した夏—三菱電機
- 宇宙工事現場を支える「ロボットアーム」開発秘話—東芝
- 壮大な夢「国際宇宙ステーション」日本の役割—宇宙開発事業団
- 陶芸家が挑む日本版宇宙船用「耐熱タイル」の開発—陶芸家
- 就航11年「しんかい6500」を実現させた空前技術—海洋化学技術センター
- 深海を自由に泳ぎ回る「無人潜水機」の開発—海洋化学技術センター
- 日本の深海技術で大発見「海底温泉のエイリアン」—海洋化学技術センター
- 指令破壊ロケットエンジンを「深海に発見した日」—海洋化学技術センター
「BOOKデータベース」 より