書物合戦
著者
書誌事項
書物合戦
集英社, 2004.11
- タイトル別名
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The battle of books
書物合戦
- タイトル読み
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ショモツ ガッセン
大学図書館所蔵 件 / 全106件
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内容説明・目次
内容説明
本書は、スウィフトの『書物合戦』を手始めに、様々な書物を登場させ、古今東西の書物について論じ、そこに起こった格闘や新旧論争を交えた書物論である。書物は世界を一周する!スウィフト、漱石、パウンド、フォースター、ヘンリー・ミラーら、「書物」と「戦争」をキーワードに、古今東西の文学をめぐって繰り広げられる21世紀の空想旅行記。
目次
- スウィフトの『書物合戦』(二十世紀最初の元旦を迎えた子規と漱石;スウィフトの『書物合戦』;図書館の「戦争と平和」;ジョナサン・スウィフトのしゃれこうべ)
- オーウェルの「電波戦争」(「書物合戦」から「電波戦争」へ;第二次世界大戦とラジオ;ラジオ放送による「インドへの道」;「電波戦争」による第二次世界大戦)
- 東西論の相剋(オリエントに敬礼!;東奔西走するG.オーウェル;英領インドとオーウェルの「ビルマへの道」;太平洋上に浮上した巨獣リヴァイアサン;ホイットマンとE.M.フォースターの「インドへの道」)
- ヘンリー・ミラーの『北回帰線』(英語散文の文体—ミラーとリード;一九三〇年代のホイットマン;星に憑かれたアナイス・ニンの「日記」;アメリカンデモクラシーと『追憶への追憶』)
- フォースターとパウンドの戦争(E.M.フォースターのオリエント;「インドへの道」と「ローマへの道」)
「BOOKデータベース」 より