『涅槃経』を読む : ブッダ臨終の説法
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『涅槃経』を読む : ブッダ臨終の説法
(講談社学術文庫, [1686])
講談社, 2004.12
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涅槃経を読む
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ネハンキョウ オ ヨム : ブッダ リンジュウ ノ セッポウ
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Description and Table of Contents
Description
死に直面したブッダは、自らの得た覚りを弟子たちに開示した。このブッダが最後に残した諸々の教えを、多彩な比喩を随所にちりばめ、明快な問答形式で記したのが『涅槃経』であり、数ある仏教経典のなかでも「仏性思想」を説いてひときわ異彩を放っている。中国・朝鮮・日本等、東アジアの仏教思想に多大な影響を与えた『涅槃経』の精髄を読み解く。
Table of Contents
- 第1章 仏教の基礎知識(仏教は誤解されている;「仏教」の意味 ほか)
- 第2章 『涅槃経』について(編纂された『涅槃経』と創作された『涅槃経』;二つの『涅槃経』の内容の違い ほか)
- 第3章 仏性とはなにか—その意味するもの(「仏性」とはなにか;仏性はどこにあるのか ほか)
- 第4章 『大乗涅槃経』のユニークな思想(正法のためには破戒も許される;正法を見て、生まれを見るな ほか)
- 第5章 多彩な比喩説法を読む(乳と薬の譬え—仏性はアートマンである;四匹の毒蛇の譬え—仏教の身体観 ほか)
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