ファンタジーのつくり方 : エンターテインメントを創造するためのマニュアル
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ファンタジーのつくり方 : エンターテインメントを創造するためのマニュアル
(オフサイド・ブックス, 37)
彩流社, 2004.12
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ファンタジー ノ ツクリカタ : エンターテインメント オ ソウゾウ スル タメ ノ マニュアル
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Description and Table of Contents
Description
PART1では、日本のロボットアニメの歴史を切り口にして、機械と心の問題をテーマにした作品について探る。人工知能やアンドロイドの登場するSF映画についても同様に。加えて、一九五〇年代の幻想SF小説が映像文化に及ぼした影響が、やがていくつかの新しい流れを構築していったプロセスについても検証。PART2では、西洋の神秘思想(オカルティズム)から生まれたSF小説や近代ファンタジーの流れについて解説。PART3は、1と2を踏まえて日本の“闇”についての考察。メガヒットアニメ映画『千と千尋の神隠し』を中核に、ファンタジーの描き出す空想の波紋の広がりを追いかけた。神話や民話とファンタジーが交差する空間のあり方を追究する。
Table of Contents
- 1 ロボット・人工知能の遺伝子(ロボットアニメを決定した三つの“原型遺伝子”講座—『鉄腕アトム』『鉄人28号』『エイトマン』;人工知能の遺伝子「進化論」講座—コンピュータ・イメージの変容とともに;サイバーパンク解析講座—八〇年代型カルチャーの行方)
- 2 神秘思想(オカルティズム)の遺伝子(「近代ファンタジー解析」講座—不思議物語系と恐怖物語系;「古典的神秘物語(オールド・オカルト・フィクション)進化論」講座—映像と小説の狭間で)
- 3 日本の“暖かい闇”の奥へ(『千と千尋の神隠し』解析による“応用”講座—神々と妖怪の世界のつくり方;神話と民話の遺伝子“活用”講座—『遠野物語』から現代日本の妖怪ファンタジーまで)
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