逆命利君
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逆命利君
(岩波現代文庫, 社会 ; 102)
岩波書店, 2004.12
- タイトル読み
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ギャクメイ リクン
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注記
初版: 講談社(1989.12)刊
底本: 講談社文庫版(1993.2)刊
解説対談は『現代』1990年4月号掲載のもの
内容説明・目次
内容説明
命に逆らいて君を利する—住友商事の常務だった鈴木朗夫は抜群の企画力、折衝力、語学力と自己の美学をもち、屈従と非合理が支配する陰湿な日本的企業社会に対する果敢な挑戦者であった。ジャン・コクトーに心酔し、自分をムッシュウと呼ばせたこの気障な教養人の誇り高き生と死のドラマを描く佐高人物評伝の代表作。
目次
- 帰らざる人
- 男の美学
- ジャン・コクトー
- 母と叔母と
- 自称スペイン特使
- ビジネス・レターの風格
- タフ・ネゴシエーター
- 卓越した「現代世界論」
- Don’t disturb
- 管理に刃向かう
- 住友個性派の系譜
- いやしくも浮利にはしらず
- 「外国人は任せて下さい」
- 恋文
- “愛児”ケニイへ
- 現代“社畜”批判
- 若き日の日記
「BOOKデータベース」 より