遠来の客たち : 傑作小説
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書誌事項
遠来の客たち : 傑作小説
(ノン・ポシェット)
祥伝社, 1988.6
- タイトル読み
-
エンライ ノ キャクタチ
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収録内容
- 鰊漁場の図
- 鸚哥とクリスマス
- 遠来の客たち
- バビロンの処女市
- 硝子の悪戯
- 海の御墓
- 牛骨
- 火と夕陽
- べったら漬
内容説明・目次
内容説明
「昔バビロンでは、結婚前夜、処女売春をしなければならぬという規約があった。彼女達は、夜の神殿の付近に黙せる白い花のように立って、その足もとに多少にかかわらず、金銭を置いた男に処女を与えるのである。そしてこの男から渡された金は、彼女らの手でさらに神に捧げられるのであった」。なぜ叔父はそんな話を聞かせたのか。密かに妙子が恋する叔父は、彼女を買いに来る男か、神か…。(『バビロンの処女市』より)芥川賞候補作『遠来の客たち』を始め、著者20代の記念碑的傑作集。
「BOOKデータベース」 より