白い声
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白い声
(新潮文庫, い-59-4,
新潮社, 2005.1
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シロイ コエ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上巻 ISBN 9784101196343
内容説明
玲奈は少女の頃から、幻の男に恋い焦がれていた。たった一度だけ、バルセロナで逢った男に。…出逢いから5年、18歳になった玲奈は金沢で暮していた。あの男を想い続けて。男は破滅型の作家で、神を冒涜する処女作で知られていたが、玲奈は敬虔なカソリック信者だった。やがて聖夜に奇跡が起こる…。無償の愛を抱いた無垢な女と悲哀を抱いた邪悪な男の魂が交錯する壮大なロマンス。
- 巻冊次
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下巻 ISBN 9784101196350
内容説明
作家とは名ばかりの非道な男、野嶋。だが、玲奈の想いは揺るぎない。やがて、雨降る京都の山荘で二人は結ばれる。幸福な時も束の間、事件を起こした野嶋は、追っ手から逃れるため、スペインへ逃亡した。家族の反対を押し切り、野嶋の後を追う玲奈。そして、約束の橋でめぐり逢った二人は、星の巡礼街道を歩み始めるのだが…。金沢とバルセロナ。東西の古都を舞台に紡がれる運命の恋。
「BOOKデータベース」 より