風の道雲の旅
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風の道雲の旅
(集英社文庫)
集英社, 2004.10
- タイトル読み
-
カゼ ノ ミチ クモ ノ タビ
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内容説明・目次
内容説明
「遠い旅も近い旅も、あるいはもっと別な内なる人生の旅のことも含めて」シャッター音とともに、旅する人が封じ込めた24のモノローグ。一枚の写真にひそむものがたりは、世界を回り、記憶を縦横に行ったりきたり。二度と会えないかもしれない人々と風景と。これが、椎名誠の人生の一瞬。
目次
- 那覇のホテルで窓をあけたまま睡ってしまった。
- 夜更けまで波の音がきこえていたので。
- 犬は少年といる時が一番うれしいようだ。
- 夜なのに林のむこうからおはやしがきこえてきた。
- ある年の夏、ベカ舟で沖へ流されてしまった。
- 零下二〇度の雪原で三つの月を見た。
- ここでないもっと遠くの時代の海のはなし。
- 蒼すぎる空は時おりずいぶん悲しくみえることがある。
- 草原を眺めていたらシャーウッドの森を思いだした。
- ゴビ砂漠の上を雲と同じ方向にとびながら考えていたこと。〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より