書誌事項

昭和の代議士

楠精一郎著

(文春新書, 423)

文藝春秋, 2005.1

タイトル読み

ショウワ ノ ダイギシ

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注記

文献リスト: p205-207

内容説明・目次

内容説明

一九四五年の敗戦は日本を大きく変えた。しかし変わらなかったものもある。政治家、特に代議士たちの顔ぶれもその一つだ。戦前に活躍していた政党政治家の多くは、軍部の弾圧、占領軍による追放などの荒波をくぐりぬけ、しぶとく復活してきた。戦前・戦後を通じて人間くさい離合集散を繰り返し、様々な悲喜劇を演じながら日本政治を担ってきた彼らの行動を丹念に追うことによって、政治と政治家の本質に迫った異色の歴史ドキュメント。

目次

  • 1 戦前・戦中期の政党政治家(原敬亡き後の政友会;親軍派に乗っ取られた政友会;思惑の錯綜する近衛政党;政党解消に弾みをつけた斎藤隆夫除名;翼賛体制下の旧政党政治家;東条「独裁」をめぐる攻防)
  • 2 占領下の政党政治家(敗戦と日本自由党の結成;日本進歩党と日本協同党;公職追放と党首交代;鳩山追放と吉田新総裁;中道政権と保守政党;党人派と官僚派)
  • 3 講和後の政党政治家(反吉田連合の形成;吉田陣営の巻き返し;吉田自由党の動揺;戦前型政党政治家主導の保守合同;反吉田路線の自民党;六〇年安保と吉田路線の復活)

「BOOKデータベース」 より

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